かさ

昼間、出勤するときに
電車の中で傘を持っていたのは、
オイラだけだった。
お日様が照りつける日中に
傘を持っているのは、
それは恥ずかしかった。

帰りの電車の中で、
傘を持たずに
ずぶ濡れになっていたのも
オイラだけで、
かなり恥ずかしかった。

傘を忘れたわけではない。
突風に煽られた拍子に、
骨がボキボキに折れて、
空高く舞い上がっていったのだ。
舞い上がる傘を恨めしく見つめてながら
事故にならなければいいが...と
祈るのだった。

家にたどり着いて
とりあえず
風呂とテレビのスイッチを入れると、
『新幹線の運転見合わせ』の
テロップが流れていた。
列車が危険なくらいだから、
オイラの傘なんて
ひとたまりもないんだなぁと
妙に納得してしまった。

幼稚園に通っているころに、
台風がやってきて
傘ごと空を飛んだことを
思いだした。
もっとも、
『メリーポピンズ』のように
華やかなものでは
当然なかったのだが...

| | コメント (0) | トラックバック (0)

安く酔っぱらう方法

いつも仕事帰りに、
なにも食べずにBarに寄ります。
そうして飲みやすいカクテルを
1時間半ほどかけて
ゆっくり呑むんです。
そうすると、
帰りの電車の揺れが、
とても心地よいのです。

月曜日の晩も、
同じようにしてBarに入りました。
相変わらずマスターしかいなくて、
いつものように競馬談義…
ジントニックを飲み干して、
2杯目はどうしょうと、
少し悩んでいたら、
団体が入店してきました。
なにかのお祝いらしく
シャンパンをボトルでオーダーし、
皆さんで飲み始めました。

オイラはスプモーニをオーダーし
タバコに火を着けようとしていました。
なぜか、
団体客からシャンパンのお裾分けが…
ありがたく頂いたのですが…

帰りの電車の揺れが、
強烈なボディブローのように
胃を締めつけて、
久々リバースするかと思いました。
勿論ワインですから、
気をつけていたつもりでしたが、
やはり空きっ腹はよくないですね。

| | コメント (15) | トラックバック (0)

誕生日祝

職場の同僚に
『誕生日なので、
奢ってくださいよぉ』
って言われて、
お馴染みのBarに行った。
鉄男でもあるマスターに
先日の『秘境駅ツアー』の土産を携えて
ドアを開けると、
マスターは久々に
パソコンで遊んでいた。

今日は蒸し暑かったので、
ほとんど一気に
ジントニックを飲み干して、
これまた久々に
ソルティドッグをオーダー。
連れはビール党で、
軽い飲み口の
一関の『こはる』をオーダー。

競馬の話で盛り上がった。
マスターは
ヴィクトリアマイルの3連単を
的中させたらしく、
払戻金で珍しいウイスキーを
買ったのだった…

ふと気がつくと、
連れのピルスナーが空きかけで、
『おかわり頼みなよ』と
声をかけてみた。
しっかりしたビールが飲みたいと、
オーダーしたビールは
ベルギーの『LEFFE』っていう
ブラウンビールだった

週末の注目馬の話をしていると、
終電が近いらしく
連れは帰ってしまった。
当然支払いはオイラ。
なんかいつもの1,5倍ぐらい
払ったぞ…
ビールって高いんだなぁ…

| | コメント (0) | トラックバック (0)

秘境駅ツアー

行ってきました!
正式名称は
『「魅惑の飯田線 秘境駅号」で行く 秘境6駅探訪の旅』
ん~、長い。



名古屋から豊橋までは
『こだま』(これもパック)で移動。
豊橋からは仕立の団体列車『秘境駅号』で
折り返しの天竜峡駅に向かいました。



牛山隆信氏の見解によると、
飯田線は『秘境駅の銀座』だそうで、
氏の200駅ランキングの中で6つの駅が
豊橋~天竜峡間にあるのです。
それを全制覇し、天竜下りまでセット。
さらに昼・夕食付きなら、大満足。



帰りの天竜峡~豊橋間は
爆睡してしまいました。
Bans2



| | コメント (0) | トラックバック (0)

1人の夜

ほぼ2ヵ月に1回
ひとりきりになる。

いつも横で、
笑って怒って
にぎやかな家のなかが、
2晩もひとりきりになると、
やっぱり寂しいなぁ…

なぁんて感傷は
たったの一時で、
ひとりじゃないと
家でワインは呑めない!

『Georhes Duboef MORGON 2003』
ミディアムボディって書いてあるけど、
よくはわからん。
甘~いドイツ・ワインの余韻のせいか、
なんか渋いね。

| | コメント (1) | トラックバック (0)

とっ、とっ当選?

当たったsign01
ついに当たったtotoBig

当選金額1800円也…
コンビニで換金してきましたsmile

| | コメント (0) | トラックバック (0)

携帯電話の価格設定

犯罪抑止の理由も
あるかもしれないけど、
価格設定に納得できない。

先日、携帯を踏みつけたらしく、
気がついたら液晶が
バリバリになってしまっていた。
そこで、
機種変更にいったのだけど、
最新機種だと
付加価値があるとしても
5~7万円もした。

でもね、
コンパクトデジカメの最上位機種で
4万円前後
パソコンでも、家使いでよければ、
8万円前後で買えちゃう。
これってどうよ?

どうよ?

| | コメント (1) | トラックバック (0)

SNSの恐さ

『電話のたのしみは、
じぶんが「見えない人間」に
なれるということである。
ちょっと声色を変えさえすれば、
誰でも変身することができる。』

寺山修司は『さかさま世界史』のなかで
そう言った。
さしずめ現代では
メールやSNSだろうか。
変身した姿を見せ合って
多くの場合は
実像を見ることはない。

しかし
いくら虚像のなかであっても
騙しや裏切りは
許されない行為だとおもう。
怒りをよぶ感情の連鎖は
実像がないだけに
止めようがなくなるのがオチだ。

寺山は『家出のすすめ』のなかで
こうも言っている。
『怒りというのは
排泄物のようなもので、
一定量おなかのなかにたまると
どうしても吐きださざるを
得なくなる。』
オイラはとりあえず
この場所を借りて
『王さまの耳』をまねてみた。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

ときばばあの話完結編

部活の夏合宿といえば
修学旅行とならんで、
夜は燃えるよねぇ。
特に『恋話』と『百物語』は定番で
最高に盛りあがっちゃうものだ。

吹奏楽部の夏合宿は
山奥なので夜の騒音苦情もでない
S村(いまは車のT市に合併)の
廃校になった中学校跡だった。
古い校舎が宿泊施設に改装してあり、
シュチュエーション的にも
『百物語』にはピッタリだった。

順番に怖い話を披露していくのだが、
1時をまわったあたりから
なんだか急に雰囲気が変わって、
もう1人じゃトイレも行けないやぁ…
なぁんて思っていたら、
突然『ときばばあ』が白眼を剥いて
仰向けにぶっ倒れた。
そのうちに
映画『エクソシスト』のリーガンのように
からだが波打ち始めちゃった。
救急車が到着したのは
通報から2時間経った後で
(それぐらい街から離れてた)
その間みんなで看病(?)していたが、
それは恐ろしかった。
『ときばばあ』は2時間離れた街に
搬送されていったのだった。

2週間ほど現地で入院したあと
退院してきた『ときばばあ』には
その時の記憶がないらしく、
オイラ達も彼女の前では
合宿の話はタブーとしていた。
なにかに憑依されたのか
それとも病気だったのか…
消息もわからない今となっては
本当のこともわからない。
仮にもし、
この辺りで再会したとしても
怖くて聞けないんだろうけどね。

| | コメント (1) | トラックバック (0)

ときばばあの話②

中学に入ると
授業も高度になって、
特に理科の授業は
理科室での実験が多くなる。
その日の実験は『カエルの解剖』。
でも割と高度な実験だった。
エタノールと硫酸をまぜて
ジエチルエーテル(エーテル)を
生成するところから始まった。

先生は
「メチルアルコールは目が散るから
飲んじゃだめ。
エチルアルコールはいいけど…」
などと冗談混じりに
分量の説明をしていた。
これから始まるであろうカエルの惨劇を
紛らわそうとしていたのかも知れない。

いよいよ生成が始まり、
先生が
「フラスコから出てくるガスを
吸い込んじゃだめだよ。
吸い込むと…」
と言うのに被せるように
「吸い込んだらどうなるの~?」って
脳天気な『ときばばあ』の声がした。
と同時に彼女は
気化ガスを思い切り吸い込んじゃった。

スローモーションのように
バッタリ倒れて動かない『ときばばあ』…
慌てふためく先生…
ある意味、
カエルの実験よりも
すごい惨劇だった。
カエルはあと1週間だけ
寿命を延ばすことができた。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

«ときばばあの話